特集!!浅草鷲神社酉の市をご紹介!!

『酉の市』とは、全国の(主に関東地方に多い)鷲神社、酉の寺、大鳥神社などで行われている年中行事の一つで、毎年11月の酉の日に行われます。 

酉の日は、通常3日存在しているのですが、年によっては暦の都合上、2日の年もあります。 

一番盛り上がるのは、3回目の酉の市で『三の酉』と呼ばれ、『一の酉』『二の酉』以上の活気にあふれます。 

また、酉の市を立てる寺社では日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り、武運長久、開運、商売繁盛の神として崇められていることでも知られています。 

酉の市では、幸運をかき集める『縁起熊手』が売られることからも分かるように、他のお祭りより露店が多く立ち並びます。そのため、多くの人が訪れ、冬のお祭りの活気としてはトップクラスです。年末の焦燥感とも重なって、夏祭りとはまた違ったお祭りの雰囲気を醸し出します。 

 

さて、浅草にあるこの『鷲神社(おおとりじんじゃ)』で開催される酉の市は、関東三大酉の市の一つとしてとても有名です。鷲神社の酉の市は規模も大きく、現在の5千円札の肖像、樋口一葉の小説『たけくらべ』にもその名が見られるように古くから親しまれてきた大変由緒のあるお祭りです。 

浅草鷲神社酉の市 歴史 

社伝によると、天照大御神が天之岩戸に隠れ、天宇受売命が岩戸の前で舞った際に、弦という楽器を司った神様がおり、天手力男命が天之岩戸を開いた時、その弦の先に鷲がとまったので、神様達は世を明るくする瑞象を現した鳥だと喜び、以後、この神様は鷲の一字を入れて鷲大明神、天日鷲命(あめのひわしのかみ)と称される様になりました。 天日鷲命(あめのひわしのかみ)は、諸国の土地を開き、開運、殖産、商賣繁昌に御神徳の高い神様としてこの地に祀りました。 

後に日本武尊が東夷征討の際、社に立ち寄り戦勝を祈願し、志を遂げての帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけて勝ち戦を祝いお礼参りをしました。その日が十一月酉の日であったので、この日を鷲神社例祭日と定めたのが「酉の市」となりました。この故事により日本武尊が併せ祭られ、御祭神の一柱となりました。 

そもそも、『酉の市』という名は、元は『酉の祭(とりのまち)』と呼ばれていたものが、市が立ったことで変化したものです。それより、この鷲神社の酉の市も祭事的な雰囲気もしっかり残しています。 

『たけくらべ』の情景を想像しながら、寒空の下町風情を感じてみてはいかがでしょうか。

江戸三大酉の市

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