場所:前橋八幡宮、本町通り
日時:2017年1月9日
アクセス:JR前橋駅より徒歩10分
関越自動車道前橋ICより国道17号線前橋方面へ約10分
http://www.maebashi-cci.or.jp/sightseeing/matsuri_hanabi/195/ (前橋商工会議所HP)
前橋初市まつりは、だるまを燃やして供養することで有名なお祭りで別名「だるま市」とも呼ばれています。前橋三大祭りの1であり、お祭り当日は縁起物などの露店が立ち並び、とても賑わいます。
初市まつりの歴史は古く、六斎市として毎月4と9の日に開かれた日用雑貨・生糸の市が起源と言われています。1600年代初め、当時の城主であった酒井重忠候の時代から400年以上も続く伝統行事です。
お祭り当日は古いだるまを燃やす「だるまお焚き上げ」で幕を開けます。「だるま」とは禅宗開祖の菩提達磨(ぼだいだるま)の坐禅の姿を模した置物であり、縁起物として親しまれています。赤色の張子で作られ、目の部分は空白にしておき、願いをかけます。その願いが叶ったら目を書き入れるという習慣があります。お焚き上げが終わると、前橋八幡宮から「市神様」の渡御行列が出発し、神輿に加えて天狗や大獅子の行列が商店街を練り歩きます。
このお祭りは、お焚き上げや渡御に加えて市が広がり、数多くの露店が立ち並びお祭りを一層盛り上げます。
だるまは勿論のこと招き猫などの様々な縁起物を取り扱う露店がおよそ600店程出店されます。市は中心商店街全体に広がり、多くの人でごった返します。夜遅くまで買い手の値切る声と露天商の威勢の良い掛け声が絶えません。
このお祭りではたくさんの縁起物を購入することができます。足を運んだ際には、縁起物やだるまの購入をおすすめします。だるまを購入した際には、お願いをして、それが叶ったら目を書き入れてあげてください。そして、翌年の前橋初市まつりでお焚き上げをしてもらってみるのもいいかもしれませんね。