一年のうちで一番最後の酉の市!王子神社熊手市 東京都北区

場所:王子神社境内 

日時:午前11時~午後10時(雨天決行) 

アクセス: 

[電車] 

JR京浜東北線・東京メトロ南北線『王子駅』より徒歩5分 

http://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/guidemap/event-kumade.html 

(東京都北区観光公式HP 熊手市(王子神社)) 


  

『酉の市』とは、全国の(主に関東地方に多い)鷲神社、酉の寺、大鳥神社などで行われている年中行事の一つで、毎年11月の酉の日に行われます。 

酉の日は、通常3日存在しているのですが、年によっては暦の都合上、2日の年もあります。 

一番盛り上がるのは、3回目の酉の市で『三の酉』と呼ばれ、『一の酉』『二の酉』以上の活気にあふれます。 

また、酉の市を立てる寺社では日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り、武運長久、開運、商売繁盛の神として崇められていることでも知られています。 

酉の市では、幸運をかき集める『縁起熊手』が売られることからも分かるように、他のお祭りより露店が多く立ち並びます。そのため、多くの人が訪れ、冬のお祭りの活気としてはトップクラスです。年末の焦燥感とも重なって、夏祭りとはまた違ったお祭りの雰囲気を醸し出します。 

(お祭り用語集『酉の市』より) 


 

今回詳細に取り上げるお祭りは、東京都北区で行われている『王子神社 熊手市』です。 

このお祭りは、規模的には非常に小さく、屋台数は縁起熊手を販売するお店を併せても10に満たないお祭りです。 

しかしながら、その小ささ故の独特な雰囲気とこのお祭り『最大の特徴』に惹かれ、今回取り上げさせて頂こうと思います。 

まずこのお祭り、前述した通り非常に規模が小さいです。 

普通の屋台の数は神社の大鳥居周辺に店舗が4,5店あるのみで、最も盛り上がる18時前後の時間帯でもお客さんは数える程度しかいませんでした。

ですが、縁起熊手を販売している屋台にはお客さんが持続的に訪れ、酉の市でよく見かける商売繁盛を祈願する掛け声が聞こえてきており、れっきとした『酉の市』であることが伝わってきます。 

そしてこのお祭り最大の特徴、それは『東京で最後の酉の市』ということです。 

 

『酉の市』のお祭りは11月の酉の日に行うのが通例ですが、このお祭りは12月に行われています。また酉の市は関東圏特有のお祭りですので、このお祭りが全国的にも最後のお祭りということになります。 

規模自体は非常に小さなこのお祭りですが、行ってみた感想としてはとても趣のある素晴らしいお祭りでした。 

近年は少子化の影響もあり、小さなお祭りが減ってきているそうで、すでに小さな村や町に存在したかつての縁日の風景は失われつつあります。 

しかし、そんな中でも縁日特有の雰囲気を残したまま、存在しているこのお祭りは非常に貴重な存在です。 

都心からもあまり離れていないので、是非大きなお祭りに飽きている方、熊手を買い忘れた方も含めて行ってみてはいかがでしょうか。  


以下、『王子神社』周辺の様子について取り上げます。 

上の写真が、神社から最も近い王子駅の出口『親水公園口』です。 

この出口をでるとすぐ下の写真のところに出るのですが、ここの周辺はラーメン屋やネットカフェなど、反対の中央出口のきらびやかさとは対照的に、アンダーグラウンドな雰囲気を漂わせています。 

上の写真が、『親水公園口』から出たすぐのところにある『親水公園』なのですが、等間隔に並べられた灯篭のようなライトが非常にきれいでした。この道は神社の境内へと入る道とも繋がっており、長さにしておよそ300mくらい続いていました。 

ちなみにこの道の終点は、区役所でした。 

上の写真は、王子駅の中央口からでたときの写真です。 

神社方面の反対側に当たりますが、飲食店などが立ち並ぶ駅前って感じなので、腹ごしらえをお考えの方はこちらを散策してみて下さい。 

また、この王子という土地は狐にまつわる伝説で有名なようで、大晦日には狐の恰好をして練り歩くお祭りがあるようです。 

是非とも、今後見に行きたいですね。 

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