満開の桜の下で行われる「人間将棋」 2018年天童桜まつり 山形県天童市

いで湯と将棋駒の街 天童市


天童市は、いで湯と将棋の駒が有名な山形県に位置する街です。

天童市は国内の将棋駒の生産の大部分を占めており、天童将棋駒の歴史は古く160年以上もの歴史を持っています。天童市将棋資料館では、名工の将棋駒の展示や珍しい将棋の展示が行われています。

また、いで湯も有名な天童市には温泉施設・足湯が多数あります。天童温泉は、冷え性、やけど、慢性皮膚症、関節痛、疲労回復など様々な入浴効能があります。日帰り入浴も可能な温泉もあるので、旅の疲れを癒しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

山形県公式HPより引用

天童桜まつりへ行こう


場所:舞鶴山山頂

日時:2018年4月21・22日(人間将棋の日程)

   (他のイベントは下記URLを参照してください)

アクセス:JR天童駅より徒歩20分

     JR天童駅より無料シャトルバス運行 5~10分 バス停「舞鶴山頂」より徒歩すぐ

     山形道山形北ICから国道13号経由 約15分

http://www.city.tendo.yamagata.jp/tourism/kanko/tendosakurafestival.html (天童市公式HP)


天童桜まつりは天童市の春の風物詩で、お祭り期間中は市内にて、将棋女王コンテストや天童桜まつり子ども将棋大会など、将棋の駒で有名な天童市らしいイベントが開催されます。

この記事では毎年天童桜まつりの中で2日間に亘り行われているメインイベントの「人間将棋」に焦点を当てて紹介します。

てんどう観光物産ナビより引用

壮大な時代絵巻「人間将棋」


天童桜まつりのメインイベントで、2000本の桜が咲き乱れる舞鶴山を舞台に甲冑に身を包んだ武者たちを将棋の駒に見立てて対局します。

「人間将棋」が初めて行われたのは、昭和31年(1956年)です。「人間将棋」は豊臣秀吉が伏見城で、越元や小姓を将棋の駒に見立てて「将棋野試合」をしたことがきっかけとなっています。

「人間将棋」は建勲神社に祀られている織田信長公が蘇るというストーリーの下で行われます。元々は、市長や地元の名士が対局の指揮を行っていましたが、現在ではプロの棋士や女流棋士による対局が行われています。

ルールは通常の将棋と変わりませんが、“全ての駒を動かさなければならない”という暗黙のルールの下で対局は行われます。駒となる甲冑姿の武士は一般から公募されます。将棋が分からない方でも解説付きなので安心です。また、雨天の場合は天童市市民文化会館にて行われます。

月刊素晴らしい山形より引用

ここでしか見られません!


将棋駒の街の一風変わった壮大な時代絵巻です。綺麗な桜と共に、ここでしか見られないイベントとなっています。是非足を運んでみて下さい。

※アイキャッチ画像はてんどう観光物産ナビより引用

(編集/千八乃)

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