全国的にも珍しい神事 2016年笑い講をご紹介 山口県防府市

場所:山口県防府市大道小俣 その年の頭屋(とうや) 

日時:毎年12月第1日曜日開催 

アクセス: 

[電車]JR山陽本線 大道駅で下車 徒歩約30分 

[車]山陽自動車道防府西ICから車で15分 

http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/site/kankou-site/waraikou.html 

(防府市公式HP) 

笑い講とは「天下の奇祭」とも呼ばれ、防府市の無形民俗文化財にも指定されています。防府市大道の小俣地区に伝わる神事です。その歴史は800年以上もあり、今も受け継がれているかなり珍しい伝統的な神事です。  

小俣八幡宮の社伝によると、始まりは鎌倉時代の元治元年(1199年)とされています。このお祭り自体は農業祭で、旧暦の12月1日、農業の神である大歳神(おおとしがみ)を迎え、その年の収穫に感謝し来年の豊作を願うという趣旨のものでした。 

笑い講は、21戸の講員が世襲により引き継いでいます。毎年その年の一戸が頭屋という会場役を引き受けて、その頭屋に集まります。まず、全員が席にいて直会としてお神酒と簡単な会食をともにします。その後、小俣八幡宮の神主が「笑いの神事」宣言します。

神前に供えてある大榊(おおさかき)2本を上座と下座に対座する講員に渡し、2人は大声で「はーはははははははははははは」と大声で3度笑います。

この3回の笑いの内、1回目は今年の収穫の喜び、2回目は来年の豊作を願い、3回目は今年の悲しみや苦しみを忘れるためであるとされています。2人ずつ笑い、最終的には全ての講員が笑うことになります。この時に笑い声が小さかったり、不真面目な時はやり直しを命じられることがあります。 

一見、とても奇妙な神事に思えますが、歴史がある伝統的な行事です。是非一度見学してみてください。 

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