天草四郎ゆかりの地 天草市
天草市は島原の乱で有名な天草四郎のゆかりの地です。ここ天草市では、教会を巡りながら、キリシタンの歴史に触れながらの観光に加え、イルカウォッチングと言ったレジャーの体験もできます。高確率でイルカと遭遇できるためおすすめです。
また、天草諸島は八代海・有明海、東シナ海に囲まれており、ウニ、タコ、タイ、伊勢エビなどの水産資源が豊富で、天草で食べる海鮮丼は絶品です。
トリップアドバイザーより引用
牛深ハイヤ祭りへ行こう!
場所:天草市牛深町一帯
日時:2018年4月20(金)~22日(日)
アクセス:JR「熊本駅」からバス約2時間30分「本渡バスセンター」乗換~バス約1時間「牛深港」下車
九州道松橋ICから国道266号経由100km2時間30分
http://ushibuka-haiya.com/ (牛深ハイヤ祭り公式HP)
牛深ハイヤ祭りは天草に春を告げる恒例行事で3日間に亘り開催されます。お祭り期間中は、様々なイベントが催され、市内は大いに盛り上がります。
牛深ハイヤ祭りの「ハイヤ」とは牛深を出航して北上する際に欠かせない南風が語源です。九州地方では南風のことを「ハエ」と言い、これが転じて「ハイヤ」にとなったと考えられています。
昭和23年に大火からの復興と大漁を祝い、『みなと祭り』が開催されました。これが牛深ハイヤ祭りの前身となり、昭和47年に『牛深ハイヤ祭り』に名称が変更されました。
その後、様々なイベントが誕生し、マスコットキャラクターの誕生や、徳島県の阿波踊り団体の招聘を行いました。2016年の熊本地震の影響により、第45回は中止となってしまいました。
牛深ハイヤ祭り公式HPより引用
ハイヤ系民謡のルーツ『牛深ハイヤ節』
牛深ハイヤ祭りで披露される牛深ハイヤ節は、阿波踊りや伊豆下田節の原型となった江戸時代から伝わるハイヤ系民謡のルーツとなっており、牛深ハイヤ祭りに行った際には観ておきたいものとなっています。
昔、船は帆で走るため、牛深の人たちは南風が吹かなければ船を出すことができませんでした。ハイヤ節は、運悪く南風が吹かず出航ができない船乗りたちを慰めるために、船乗りたちと牛深の女性たちが踊っていたものが牛深ハイヤ節の始まりとされています。
5000人が一度に踊る「ハイヤ総踊り」
牛深ハイヤ祭りの最大の見所は二日目と三日目に行われる「ハイヤ総踊り」です。約5000人が一体となり、息の合った踊りを披露します。
総踊り直前には講習会が開かれ、参加すればすぐに踊れるようになります。そのまま、総踊りに参加して、踊ることも可能です。見るだけでなく実際に参加して牛深の伝統を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
天草宝島観光協会HPより引用
他にもイベント満載!
総踊り以外にも、大漁旗を乗せた漁船が海上を走る「漁船団会場パレード」や、海の幸が堪能できる「水産フェア」など盛りだくさんです。
見て楽しい、食べて楽しい、参加して楽しいお祭りとなっています。貴方の好きなスタイルで楽しめることができるので、是非訪れてみて下さい。
※アイキャッチ画像は天草Webの駅より引用
(編集/千八乃)