団車と神輿の大喧嘩!2018年伊万里トンテントン祭り 佐賀県伊万里市

伊万里市ってどんなところ?


伊万里市は佐賀県の西側に位置する市で、伊万里焼で有名です。

伊万里焼の中心となり、300年余の歴史を誇る大川内山や、伊万里・有田焼伝統産業会館や海のシルクロードでは絵付け体験を通して伊万里市の歴史や文化に触れることができます。さらに、松浦一酒造は河童のいる酒造として有名で、実際に河童のミイラを見ることができます。

いつもNAVIより引用

いざ、伊万里トンテントン祭りへ!!


場所:伊萬里神社、伊万里市市街地

日時:2018年10月24~26日

アクセス:JR伊万里駅から徒歩約10分

     長崎自動車道武雄ICから約30分

http://tontenton.web.fc2.com/ (伊万里トンテントン祭り公式HP)


伊万里トンテントン祭りは日本三大喧嘩祭りの1つで、伊萬里神社の御神幸祭のことを言います。また、伊万里共日(くんち)とも呼ばれています。トンテントンの太鼓を合図に神輿と団車(だんじり)が激しくぶつかり合うというのが最大の特徴のお祭りです。例年15万人もの観客が訪れる大規模なお祭りです。

 初日に行われる巡行では、荒魂を祀る「荒神輿」と団車を先頭に、和魂を祀る「白神輿」が市内を練り歩きます。荒神輿は「チョーサンヤ」という掛け声で、団車は「アラヨーイトナ」の掛け声で進みます。「チョーサンヤ」とは朝廷に参ずるという意味だそうです。

 

伊万里トンテントン祭りの発祥


このお祭りの発祥の説は2つあります。1つは五穀豊穣を祈願する香橘(こうきつ)神社と漁を祈願する戸渡嶋(ととしま)神社の祭礼争いが発端となったという説と、明治28年(1895年)に日露戦争勝利記念として始まったという説があります。しかし、こちらは文献が残っていないため定かではありません。

1962年(昭和37年)に香橘神社と戸渡嶋神社が合祀され、伊萬里神社となりました。これをきっかけとして伊万里トンテントン祭りの合戦のルールや役割分担、禁酒などのお祭りに関するマナーと規制が作られました。

 

神輿と団車が激しくぶつかり合う!!!


このお祭りの最大の見所は「合戦」です。荒神輿は合戦場にて団車の到着を待ち、「キーワエンカ」(来れんのかの)と団車を挑発します。それに対し、「まだまだ」と団車は焦らします。これに観客から「煽れ煽れ」と掛け声が上がります。

そして、機を見た喧嘩大将が旗を上げ、激しくぶつかり合います。お互い「構えろ」の合図で進んで組み合います。前棒を組み合い、前に傾いた状態から相手を倒したり、上に乗り上げた方が勝ちとなります。合戦の時に団車が仕掛け太鼓を打ちます。その時の太鼓の音が「トンテントン」の名前の由来になっています。

 この合戦は負傷者が出ることも少なくありません。しかし、平成18年の高校生の死亡事故のより合戦が廃止されました。その後、平成25年に安全が確保された奉納合戦として、あらかじめ倒れる方向が決められた安全な合戦が行われました。

※詳しい挿画はこちら

 

クライマックスも迫力満点!!!


お祭りのクライマックスに「川落とし」が行われます。伊万里川の岸辺で行われる合戦で、組み合ったままお互いが伊万里川に豪快になだれ落ちます。その後総出で引き上げるのですが、先に荒神輿が上がれば翌年は豊穣に。団車が先に上がれば翌年は豊漁になります。伊万里トンテントン祭りを締めくくるに相応しい催しとなっています。

※詳しい動画はこちら

 

迫力満点のお祭りとなっております!


伝統的で、担ぎ手の勇猛な姿に圧巻されるお祭りです。日本三大喧嘩祭りの一つに数えられるだけあり、迫力満点です。是非足を運んでこのお祭りを拝見してみてください。

 

日本三大喧嘩祭り


愛媛県『新居浜太鼓祭り

福島県『飯坂けんかまつり』

 

※アイキャッチ画像(著作権者:トンテン、ライセンス:CC by-saトンテン Wikipediaより引用

(編集/千八乃)

 

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