日本で最も早く行われる祇園祭 2018年八屋祇園 福岡県豊前市

海の幸・山の幸に恵まれた豊前市


豊前市は南に求菩提山、北に波静かな豊前海に面しており、海の幸・山の幸に恵まれています。

「うみてらす豊前」では、獲れたの新鮮な海の幸を安価で手に入れられることに加え、豊前海を眺めながら食事を楽しむことができます。豊前本ガニ、豊前一粒カキは豊前市の特産品としてブランド化されているので、是非食べて見て下さい。

秋になると森林セラピーが行われ、五感で緑豊かな自然に触れることができます。食と自然が豊富な豊前市にお立ち寄りの際は是非お越しください。

豊前市公式HPより引用

1年で最初の祇園祭へ!


場所:大富神社、豊前市内一円

日時:毎年4月29~5月1日

アクセス:JR日豊本線「宇島駅」から徒歩約20分

http://www.geocities.jp/hatiyagion/ (八屋祇園公式HP)


八屋祇園は正式には『大富神社春季神幸祭』であり、「八屋祇園」はこのお祭りで使用される一地区の山車の総称のことを言います。現在では「八屋祇園」として一般的に呼ばれています。

お祭り期間中は、神輿、威儀物、傘鉾などの行列が各地区をとおり八尋浜の御旅所を目指します。途中で船型・山型・車型の3種7基の山車がこの行列を迎え、御旅所に着くころには大変な賑わいを見せます。

豊前市公式HPより引用

八屋祇園の歴史は?


大富神社春季神幸祭の歴史は古く、『宗像八幡宮縁起』によると、天平12年(740)の「藤原広嗣の乱」に際し、その鎮圧に功績のあった上毛郡の擬大領、紀宇麻呂が戦勝報告とお礼を兼ねて大富神社より住吉(旧八尋浜)まで凱旋行列を行い、この地に御輿の仮安置所を建立したのが初めとされています。

神幸行列はそれを模したものとされています。

八屋祇園の中で最も格が高い山田の感応楽


八屋祇園の中で奉納される山田の感応楽は、このお祭りの中で最も格が高く、国指定記録指定文化財になっています。

山田の感応楽は五穀豊穣、雨乞い、天下泰平、国家長久の祈願を目的とし、人事を尽くして及ばない最後の手段として奉納されたといいます。

円陣になり、大振りの締太鼓を胸の前に構え、背には幣を立てて腰蓑姿で左右に旋回しながら舞う姿は勇壮です。

但し、山田の感応楽の奉納は1年おきなので注意してください。

京築まるごとナビより引用

1年で最初の祇園祭、是非足を運んでみては?


祭日を頑なに守り続けている厳格さから、古来より大切に受け継がれてきたことが分かります。1年の祇園祭のスタートを告げるに相応しい格式あるお祭りです。

※アイキャッチ画像は豊前市公式HPより引用

(編集/千八乃)

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