誰もが知る関西経済の中心都市 大阪市
東京に次ぐ大都市である大阪。ここ大阪市には旅行に訪れた方も多いと思います。関西の経済の中心であるここ大阪には多くの観光スポット・グルメが集い、連日多くの人で賑わいを見せています。
面積は47都道府県の中で下から2番目にも関わらず、日本の人口の約7%が大阪に住んでいます。また、日本に居住する外国人の10%は大阪に住んでいます。
大阪市は海外の多くの都市と盛んに国際交流を行っており、グローバル化が進む中で国際都市としても今後発展していくと思われます。
ガジェット通信より引用
格式高い御田植神事を見に行こう!
場所:住吉大社
日時:毎年6月14日
アクセス:南海本線「住吉大社駅」から徒歩3分
玉手ICから約10分
URL:http://www.sumiyoshitaisha.net/calender/otaue.html (住吉大社公式HP)
住吉大社で行われる御田植神事は日本三大御田植祭の一つであり、重要無形民俗文化財に指定されています。御田植え行事は全国各地で行われていますが、なかでも住吉大社の御田植神事では、儀式を略することはなく厳格に伝承され華やかに行われています。
住吉大社では1年を通して五穀豊穣に関わる行事が行われています。その中でも御田植神事は歴史的にも重要な神事とされています。
御田植神事はいつから始まったの?
稲作が始まって以来、田の神を祀る御田植祭は全国各地で行われています。御田植祭の起源は、田植え作業を楽しくするために田植歌を歌いながら田植えをするという風習が、田の神を祀り、五穀豊穣を祈る農耕儀礼と結びついて祭礼となったのが起源とされています。
住吉大社の御田植神事の起源は、社殿によると今から約1760年前に神功皇后が水田を設け、長門国から植女を召して御供田を植えさせたことが始まりと言われています。
住吉大社公式HPより引用
儀式は省略せずに全て執り行います
当日は午前中に植女や稚児などの行事に関わる人はお祓いを受けます。そして第一本宮にて神事の喜告祭が行われます。そして植女、稚児、踊り子などが行列を整えて御田へ向かいます。
その後、御神水を御田の四方に注いで清めます。これが終わると早苗の教授が行われ、植女から替植女に早苗が渡されると田植えが始まります。その間、中央舞台では舞や踊りに加え、棒打合戦などが繰り広げられます。
住吉大社公式HPより引用
神聖且つ厳格な神事です
五穀豊穣を祈る神聖で伝統的な行事となっています。歴史的にも重要な儀式です。堅苦しいいイメージがありますが、華やかさも兼ね備えており、田植え以外にも舞や踊りにより観客を楽しませてくれます。なかでも住吉踊は有名です。是非訪れてみて下さい。
また、長門国から綿を奉った故事に因み、御田植神事では至る所に草綿の造花を見かけます。この造花を頂くと魔除けになるのだそうです。
日本三大御田植祭
三重県『伊雑宮御田植祭』
千葉県『香取神宮御田植祭』
アイキャッチ画像は住吉大社公式HPより引用
(編集/千八乃)