豊かな自然が魅力の養父市
養父市は兵庫県の北部に位置する市です。
養父市の魅力は豊かな自然です。海抜1510mの兵庫県一高い山である氷ノ山は、西日本唯一の亜寒帯性湿生植物が生息する自然的に貴重な山であり、山頂から眺める雄大な自然は思わず息を飲みます。
別宮の棚田は標高700mに位置します。氷ノ山を正面に広がるおよそ130枚の田んぼで田植えをする光景はまさに日本の原風景であり、どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれます。
ハチ高原リゾートでは、登山、ハイキング、パラグライダーに加え、冬はスキー、スノーボードなど1年中アウトドアが楽しめます。
また、妙見山の中腹にある名草神社は国指定重要文化財に指定されている神社です。この神社にある三重塔には、4匹の猿が彫刻されいます。その名も「見ざる、聞かざる、言わざる、思わざる」です。思わざるの彫刻は是非見てみたいですね。
やぶ市観光協会HPより引用
お走り祭りへ行ってみよう!
場所:養父神社
日時:2018年4月15日(土)~16日(日)
アクセス:JR養父駅からバス5分 養父神社前下車徒歩1分
北近畿豊岡道養父ICから国道9号経由10分
http://www.yabu-jinja.jp/xoops/ (養父神社ウェブサイト)
お走り祭りは「お走りさん」の愛称で親しまれている約1800年前から伝わる養父神社の年中行事です。無形文化財に登録されています。
祭りの由来は、但馬がまだ尼海だった頃に但馬五社の神様たちが養父町斎(いつき)神社の彦狭知命(ひこさしりのみこと)に頼んで、豊岡市瀬戸を切り開いてもらい、豊かな大地が生まれたので養父大明神が代表として、彦狭知命にお礼参りしたことから始まったとされています。
また、神功(じんぐう)皇后が三韓遠征の帰路、養父神社に「葛(くず)の葉餅」を献上され、その一部を斎神社にお供えされたという故事にちなんでいるとも言われています。
(但馬の百科事典)より引用
見所は「川渡御」です!
お祭りの内容は約150kgもある神輿を担いで練り歩き、養父神社から片道20km程離れた斉神社にお参りをするというものです。「ハットー、ヨコザルカ」の掛け声をかけながら集落をめぐります。
このお祭りの見どころは大屋川を神輿を担ぎながら渡る「川渡御(かわとぎょ)」です。大屋川の中を流れに揉まれながら胸まで水に浸かる深さを神輿を担いで渡る姿は勇壮果敢と言われています。川を渡り切った後は多くの観客から、担ぎ手を讃える拍手が沸き起こります。
お祭りのクライマックスには「練り合わせ」が行われます。養父神社と斎神社の神輿がそれぞれ激しくぶつかり合い、お互いの帰路につきます。
※詳しい動画はこちら
伝統的な養父市の奇祭、是非ご覧あれ!
150kgの神輿を担いで川をわたる姿は他ではなかなか見ることができません。歴史もかなり古い奇祭です。この勇姿を見に訪れてみてはいかがでしょう。
※アイキャッチ画像はジャポニズム♪より引用
(編集/千八乃)