『千と千尋の神隠し』の原点 2018年霜月まつり 長野県飯田市

南信州の小京都 飯田市


飯田市は江戸時代に飯田藩の城下町として栄えました。城下町の面影ある町並みと伝統芸能の多さから南信州の小京都となっています。

りんごと人形劇で発展している町でもある飯田市ですが、飯田市では天竜舟下り、天竜ライン下りができます。木造の船に乗って大自然の渓谷を下ります。季節によって見ることができる景色が違うので四季折々の風情を楽しむことができます。

ちなみに、天竜舟下りは上流で行うため、豪快な水しぶきを楽しむことができます。天竜ライン下りの方はのんびりと下るため、景色をゆっくり楽しみたい方はこちらをおすすめします

下篠村観光協会公式HPより引用

霜月祭りを見に行こう!


場所:長野県飯田市上村・南信濃の各神社にて開催。

日時:2018年12月1日~15日

※各神社によって日程が異なります。

アクセス:各神社によってアクセス方法が異なります。

http://shimotsukimatsuri.com/ (霜月祭り公式HP)

各神社のアクセス・日程は上記の公式HPを参照してください。


霜月祭りは南信州の「遠山郷」と呼ばれる地区に伝わる湯立神楽です。国の重要無形民俗文化財に指定されています。霜月祭りの起源は定かではありませんが、清和天皇の貞観年中(859~876)に宮廷で行われていた祭事を模した湯立が、ほぼ原形のままで伝承されていると言われています。

最も太陽の光が弱まり、あらゆる生命の力が衰えると言われる旧暦11月(現在では新暦の12月)に神々を招いて湯を立て、湯を献じ、自らも浴びることによって神も人も生まれ変わるという信仰を伝えるお祭りです。

旅ネット信州より引用

 

同じお祭りでも地域によって異なるんです!


霜月まつりの見所は湯立神楽です。お祭りも後半に差し掛かった頃、各神社に保存されている面(オモテ)が登場します。この面とは、神様や農民を模した仮面で、この仮面をつけた被り手たちが舞い踊りつつ、素手で釜湯かけを行います。

霜月まつりでは地域により、面の構成や舞の動き、囃子の仕方、釜の数など違いがあり、大別して上町系・下栗系・木沢系・和田系の4つの系統に分けられます。

ここも霜月祭りの見所の一つで、地域によってお祭りの広がり方や、その地域の事情を反映して変化してきていることが分かり、同じ霜月祭りでも、違った内容を楽しむことができます。

数ある面の中で、一番人気な面は四人の若者たちが荒れ狂う四面という面だそうです。この四面は和田系のお祭りには存在せず、木沢系を中心とするお祭りで見ることができるようです。

 

『千と千尋の神隠し』の原点となったお祭りなんです!


霜月まつりは、あの有名な『千と千尋の神隠し』の原点の一つであるというのはご存知でしょうか?

霜月まつりは「神様にお湯を差し上げる」祭りであると言われており、「神様に湯を浴びて頂き、その穢れを祓い、清らかな魂を得て生まれ変わって頂く」という「神様の湯治場」という独特のスタイルに宮崎駿監督は大きな影響を受けたそうです。

面白いことに、『千と千尋の神隠し』では千尋が神の世界に迷い込むのに、冒頭でトンネルをくぐりました。霜月まつり開催の地である遠山郷は、村に入るためには必ずトンネルをくぐらなければならないそうです。

北陸・信越観光ナビより引用

古くから受け継がれてきたお祭りです


神様が身体の疲れを取って身を清めるためにやってくる、まるで「油屋」の様なお祭りです。古くから伝わる神楽に興味ある方、『千と千尋の神隠し』のファンの方にもおすすなお祭りです。是非一度足を運んでみては?

※詳しい動画はこちら

※アイキャッチ画像はたびネット信州より引用

(編集/千八乃)

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